子宮全摘手術って‼︎

子宮筋腫、子宮腺筋症からの子宮全摘手術までの体験記録です。
手術前、私もたくさんの方の体験記録を拝見し、怖くなったり勇気づけられたり。
私も、今まさに悩んでいる方に少しでも参考になればとブログに残すことにきめました。
少しでも、お役に立てますように。

手術直後

手術直後、とにかく痛みとの闘いでした。

お腹の傷が痛むのではなく、

腰と背中が痛い…

本当に辛い痛みでした。

看護師さんに訴えると、

体の向きかえていいですよって。

やってみようと思ったけど、ムリ…

右を向こうとするとお腹が痛い。

手術しなきゃよかった…あまりの辛さに、

何度こう思ったか。

痛みに加え、呼吸器や尿や点滴。

足にはポンプ。

いろんなものがつながって、

これもまた邪魔くさくて…

手術を終えた夜は、本当に長く、

早く朝になってくれ〜と

ずっと思っていました。

明けない夜はないと言いますが、

永遠に明けないんじゃないかと、

本当にそれ位長い長い夜でした。

病室が明るくなってきたころ、

あれ?ちょっとラクになった?ん?

そう、少し長く眠れたのでしょうか?

急に、ほんの少しだけですが、

身体がラクになった気がしたのです。



背中と腰の痛み、先生は手術の体勢に

よるものとおっしゃいました。

特に私は、おもいのほか、

大変な手術になったようで、

手術時間も相当長かったようです。

あとから主人に確認すると、

9時に手術スタートで、

部屋に帰ってきますと声をかけられたのは、

15時過ぎだったと言っていました。

最初に確認したときは、

3時間位と聞いていたので、

ずいぶん長びいたものです。

いよいよ手術〜終わったの?

手術室には、テクテク歩きで向かいました。

主人が付いてこれるのは、

エレベーター降りたところまで。


では、行ってきますと、

手術室につながる自動ドアに入ると、

中から、お迎えの方が3人も。

いくつかの扉を過ぎ、

手術室に案内されました。

まっまぶしい〜。

想像と違って、ずいぶん明るく感じました。

部屋の真ん中にあるのが手術台?

ふかふかベッドのようだ〜。

全然想像と違うぞ〜。

こちらに腰掛け、名前や手術内容を確認。

パジャマを脱いで横になってくださいと。

こんな大勢の前で、裸ん坊に⁉︎

でも大丈夫でした。

ちゃんと大きめバスタオルで

隠してくれながら脱ぎつつ転がる感じです。

第一声は…あったか〜い。

なんでだろう、足元もポカポカ。

そんな呑気な私に先生は、

じゃあ麻酔いれますね〜と言うやいなや…

すぐに深い睡眠へついてしまったようで、

当たり前ですが、

いつの間にか終わっていました。


なんとく意識が戻ったのは、

ベッドで部屋に帰る道。

ガラガラとした振動が

とても気持ち悪かったです。

部屋に着くと、痛い痛いと呻いてる

自分に気づいていました。

痛いね〜?どこ痛い〜?と聞く声に、

腰と背中〜。

なんていうガラガラ声なんだ私…⁈

あ〜痛い〜ってな感じに、

頭の中がグルグルしてる感じ。

とにかく腰と背中が尋常じゃない痛さで、

手術なんきゃしなきゃ良かったよ〜と、

朦朧とした意識の中で思っていました。

しばらくすると、頭が痛い。

頭痛い〜。頭痛い〜。

冷えピタ貼って〜と、、

意識もしっかりしてないのに、

指示をする私。

主人がすばやく売店に買いに行きました。

持ち物、冷えピタあってもいいかも?

本当に割れるような痛さでした。

冷えピタ貼って落ち着いたかと思いきや、

今度は寒い‼︎寒い〜寒い〜と呻いているので、

またもや主人が看護師さんを呼びに。

布団を余分にかけてくるました。

もともと2枚お布団はあったのですが、

背中に丸めてかってもらっていたので、

普段から腰や背中の痛む方は、

柔らかいクッションがあると、

手術後多少はラクかもしれません。

口の中が気持ち悪い。

乾燥して痛い…

水は、飲めないと聞いていたので、

うがいしたいとまだまだ朦朧とした

意識の中、訴えると

寝転んだまま口に含ませ横向いてぺっ。

これだけでも、ずいぶん口がラクです。


部屋に戻ってどれくらいたったのか?

急に意識がはっきりとしました。

第一声ではありませんが、

主人の顔を見てはっきりと聞いたのは、

この言葉。今、何時?

4時半だよ。

子ども待ってるから早く帰って。

大丈夫、娘がから揚げやるって

言ってるから。

でも疲れたでしょう?帰りゃあ。

じゃあそうする。

そんなやりとりをして、帰って行きました。

いよいよ手術

H29.3.3いよいよ手術です。

病院でもいつものように、早起き。

4時半には起き、

仕事に行く娘に起きてるか確認。

5時半に家を出るんです。

6時には、高校生の娘が起きたかLINE。

6時40分には息子を起こしてとまたLINE。

本当にいつも通りの朝を過ごしています。

7時前に看護師さんがやってきて、

熱と血圧のチェック。

紙パンツと、新しいパジャマ、

着圧の靴下を持ってきて、

手術前にお風呂済ましてくださいね〜って。

もっもしや?

その後、剃毛に浣腸なんじゃ…

やだよ〜やだよ〜と思いつつ、お風呂に。

しばらく入れないからと、

浴槽にもお湯をためて、

のんびり入らせてもらいました。

部屋に帰るなり、看護師さんがやってきた〜‼︎

逃げたい…ドキドキ。

でも看護師さん、靴下履くの手伝いますね〜。

本当、きついからひとりで、

履きにくいんですよって。

えっ?ないのないの?

聞きたいけど聞かずにおこうっと。

おへそのチェックをされ、

点滴をつけられ、10分前に呼びにきますね〜と明るく去っていかれた。

こちらの病院は、剃毛も浣腸もないようです。

おへそに関しては、手術前になったら、

綿棒にベビーオイルをつけて

掃除してくださいと言われていたので合格。

浣腸に関しては、

手術5日前から、ガスを出す薬と、

軽い下剤がでていたので、

これで合格できてたのかな?


旦那もやってきて、

いよいよ手術室に出発です。



今日は、15日。

退院後の診察に病院に来ています。

問題ありませんように。