手術直後、とにかく痛みとの闘いでした。
お腹の傷が痛むのではなく、
腰と背中が痛い…
本当に辛い痛みでした。
看護師さんに訴えると、
体の向きかえていいですよって。
やってみようと思ったけど、ムリ…
右を向こうとするとお腹が痛い。
手術しなきゃよかった…あまりの辛さに、
何度こう思ったか。
痛みに加え、呼吸器や尿や点滴。
足にはポンプ。
いろんなものがつながって、
これもまた邪魔くさくて…
手術を終えた夜は、本当に長く、
早く朝になってくれ〜と
ずっと思っていました。
明けない夜はないと言いますが、
永遠に明けないんじゃないかと、
本当にそれ位長い長い夜でした。
病室が明るくなってきたころ、
あれ?ちょっとラクになった?ん?
そう、少し長く眠れたのでしょうか?
急に、ほんの少しだけですが、
身体がラクになった気がしたのです。
背中と腰の痛み、先生は手術の体勢に
よるものとおっしゃいました。
特に私は、おもいのほか、
大変な手術になったようで、
手術時間も相当長かったようです。
あとから主人に確認すると、
9時に手術スタートで、
部屋に帰ってきますと声をかけられたのは、
15時過ぎだったと言っていました。
最初に確認したときは、
3時間位と聞いていたので、
ずいぶん長びいたものです。